香りだけじゃないラベンダーの魅力。生花やドライで楽しんで。淡い恋心感じる言い伝えも。
広大な土地に広がる紫色の絨毯。ラベンダーと聞くと、自然豊かな北海道・富良野の雄大なラベンダー畑が思い浮かびますね(^^♪
小さな花たちが集まって織りなす絶景は、ただ華やかなだけでなく気品や大人びた雰囲気も感じます。
私たちの日常では、ガーデニングの草花として、エッセンシャルオイルとして、また、石けんや入浴剤、芳香剤などにもよく使われ、とても馴染みのあるハーブの一つです(^^♪

魅力は「香り」だけじゃない。古代ローマにはこんな言い伝えも

ラベンダーという名前は、諸説ありますがラテン語で「洗う」を意味する「lavare(ラヴァレ)」が由来なのだそう。
ラベンダーと「洗う」という言葉は一見あまり繋がりがないのでは。。。と思われると思いますが。。。
万能薬とも言われてきたラベンダーは、古くから世界中で愛されてきました。
特に古代ローマでは、ラベンダーの花を水に入れて、洗濯や入浴に使ったり、手当てのために傷口を洗ったりしていたという言い伝えもあるようです。
14世紀にペストが流行したときには、ラベンダー畑で働いていた人々が感染を免れていたことから、ペスト感染を予防する力があるともされていたようです。
つい香りにばかり目を向けがちですが、こういったすごい効能もあるのですね(^^♪
ラベンダーはドライフラワーがおすすめ。暮らしに取り入れてみては?
ラベンダーの原産地は地中海沿岸、つまり湿度が低く夏に雨が降らない地域です。
そのため、育てる際も適度に乾燥した環境を与えてあげることが大切です。
だから北海道のような場所できれいに群生するのですね(^^♪
湿度の高い奈良では、なかなか育てるのは難しいです。
咲いた花は生の切り花として楽しむのもいいのですが、ラベンダーは切り花としての寿命が2日ほどと短いのも特徴。
一方で水分が少なめで程良く肉厚な花なので、ドライフラワーに加工して楽しんでみるのがおすすめです。
束にしてスワッグとして飾ってみたり、花だけ摘み取って瓶に入れ、ポプリとして楽しんでみたり。。。
ぜひ、あなたらしい楽しみ方で暮らしに取り入れてみてくださいね(^^♪
淡い恋心を感じるこんな言い伝えも

ラベンダーの花言葉には、その強い香りが由来となったものが多くあります。
精神を安定させてくれるような癒しの香りであることから
「沈黙」「優美」
不思議に思うほどその香りが強いことから
「疑惑」
という花言葉が付けられました。
また、ラベンダーの花言葉の中でも印象的な
「あなたを待っています」
は、ラベンダーという名の内気な少女が、恋していた少年に告白できないまま待ち続けた末に一輪の花になった、という言い伝えが由来とされています。
なんとも純粋ですね♡