お花屋さんへ行こう*11月月のお花・菊

秋から花盛りを迎えている菊。この11月は全国各地で菊まつりなども開かれ、多くの人たちが菊の美しさに酔いしれますね。
秋のイメージが強い菊ですが、菊はお正月のお花としても大活躍です。
また、ダリアのような美しさの大輪の物もあり、日保ちもとても良い、優秀な花材なのです♪
お供えのイメージから、嫌う方もいらっしゃるのですが、じつは、とても高貴な花なのですよ(^^♪
縁起物としても人気の菊

実は縁起物としても人気の高い菊。
これからは、お正月飾りとして私たちの暮らしを彩ってくれます。
菊は天皇の御紋に使われるほど品格があり高貴な花で、昔から「菊を飾ると福が来る」「菊を生けると良い子に育つ」ともいわれ、縁起の良い花とされています。
さらに「不老長寿」の意味をもつ菊は、おめでたいお正月飾りに使うのにもうってつけのお花なのです。
お正月の花といえば?

“お正月の花” といえばほかにも梅や椿などが思い浮かびますが、最近ではピンポンマムやスプレーマムなどのいわゆる洋菊=マムがあしらわれたカラフルなお正月飾りをよく目にします。
そもそも菊は、日本人に古くから馴染みがありお供えによく使われる「和菊」と、ヨーロッパから入ってきた「洋菊」とで大きく2つに分類されます。
洋菊はポンポン咲きやスパイダー咲きといったユニークな形の種類があるほか、オペラ、アインシュタイン、シャンパンなど、菊の名前には聞こえないほどおしゃれな名前の品種が多いのも特徴。
渋くて大人な雰囲気のある和菊とはやはり印象も大きく違いますね。
ぜひ来たるお正月は、自分好みの菊を使ったお正月飾りを迎えてみませんか?
縁起の良さは花言葉にも

縁起の良さが特徴の菊は、花言葉にも「誠実」や「長寿と幸福」などポジティブで温かみのある花言葉が目立ちます。
その一方で、意外にも恋愛に関する花言葉が多いのも菊の面白いところ。なかでも黄色い菊はちょっぴり切ない……
赤い菊:「愛情」
白い菊:「真実」「誠実」
黄色の菊:「長寿と幸福」「敗れた恋」
ピンクの菊:「甘い夢」
これからの季節は、市場の菊も、品揃え抜群になります。
ぜひ、ご自宅用、プレゼントに、菊の花愛でてみてくださいね(^^♪